ニンニキニキニキ日記。
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脳や脊髄(あわせて中枢神経系と呼ぶ)は、脳・脊髄に近い側から軟膜・クモ膜・硬膜という3層の膜に包まれて保護されている。これらの膜をまとめて髄膜と呼ぶ。このうち軟膜は脳・脊髄にぴったりと張り付いており、硬膜は頭蓋骨に密着し、クモ膜は硬膜に密着している。クモ膜と軟膜の間には液体(脳脊髄液)の入った空間(クモ膜下腔)がある。
細菌性髄膜炎とは、この髄膜・脳脊髄液に細菌が侵入し、感染したことで起こる病気である。
細菌はもともと鼻の奥(鼻咽腔という)の粘膜に定着していたものが、何らかの契機に血液内に侵入し、血液から中枢神経系に侵入したものと考えられる。このため、細菌性髄膜炎には敗血症・菌血症を必ずといっていいほど合併する。
(一部例外あり・・・モンディーニ奇形や二分脊椎に伴う先天性皮膚洞など、中枢神経系と体外との隔壁が不完全となる奇形では、その部分から直接中枢神経系に感染することがある。このことは髄膜炎の起炎菌を明らかにすることで推定される)。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
水頭症
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